どのような仕事でも向き、不向きというものはあります。
一言で事務職といっても、一日中パソコンにデータ入力するだけの仕事もありますし、電話応対や来客対応が必要な場合もあります。
この場合、事務職が合っているかいないかではなく、その仕事内容と職場環境に自分が合っているかいないか、ということになります。
人と関わるのが好きだから接客業、苦手だから事務職といった選択方法もありますが、よほどのことがない限り、どのような職種でも環境が合えば出来る仕事はあります。
看護師の仕事も病院勤務から企業などでの勤務、健康診断専門医療での勤務など様々です。
看護学校で学んだことが実行出来るのであれば、看護師としての適性はある、ということになります。
本当に適性のない人は、看護学校時代にリタイヤしているのではないでしょうか。
ちゃんと最後まで学業を修め、資格を得ることが出来たということは「看護師としての適性を認められた」ということなのです。
ただどうしても人には得手不得手があります。
病棟勤務であれば患者の身体看護がついてきます。病状の変化に合わせて対応も迫られます。
また、場合によっては患者の死に直面することもあるでしょう。
この場合のメンタルでの対応については、学校時代に学びますがどうしても苦手な人はいます。
その場合は内科や外科といった診療科を避けたり、病棟勤務を避けることで対応できます。
どうしても無理だと言っているのに、無理に配属するような病院はありませんが、そのようなことがあれば転職を考えるのも良いでしょう。
眼科や耳鼻科では直接患者の死に関わることがありませんので、このような職場環境も選択肢に入れると良いのではないでしょうか。